- きゅうちょう
- I
きゅうちょう【九腸】腸の全体。 はらわた。~寸断(スンダン)すはらわたがずたずたに断ち切れるほど悲しいことをいう。IIきゅうちょう【九重】(1)いくえにもかさなっていること。(2)天子の住む所。 宮中。 ここのえ。IIIきゅうちょう【休徴】〔「休」はめでたい意〕よいしるし。 めでたいしるし。 吉兆。IVきゅうちょう【急潮】(1)流れの速い潮流。 海底に起伏のある所や礁上(シヨウジヨウ)を波紋をつくりながら速く流れる。(2)太平洋沿岸, 特に相模湾や駿河湾などで見られる異常海流現象。 外洋水が急に湾内に流入する。 その後, 沿岸にブリの大漁をもたらす。Vきゅうちょう【急調】調子の早いこと。 また, 物事の進行の速度のはやいこと。 急調子。VIきゅうちょう【窮鳥】追い詰められて, 逃げ場を失った鳥。~懐(フトコロ)に入(イ)れば猟師(リヨウシ)も殺さず〔顔氏家訓(省事)「窮鳥入懐, 仁人所憫」による〕追い詰められて逃げ場を失った人が救いを求めてきたときは, どんな事情があっても助けてやるのが人の道であるということ。VIIきゅうちょう【級長】以前, 児童・生徒の中から選ばれた学級の長。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.